musubi style通信
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2024/05/04
水引結びで祝う端午の節句。
みなさまこんにちは。musubi styleです。
5月5日はこどもの日。端午の節句ですね。
「端午の節句」は、もともと古代中国の季節行事「五節句(七草の節句、桃の節句、端午の節句、竹(笹)の節句、菊の節句)」の1つでした。
「節句」とは、季節の変わり目という意味。季節の変わり目には邪気が寄りやすいので、季節ごとの飾りとお供えものをして厄払いをし、無病息災を願う風習があったようです。
武士が台頭してくる鎌倉~室町時代になると、この時期、武家では鎧や兜を出して、家の中に飾る習慣がありました。
梅雨の目前に武具へ風を通し、虫干しと手入れをするためです。端午の節句に兜や弓が飾られるのは、こうした武家の習慣に由来すると言われています。
兜や甲冑、弓などを戦闘の用具ととらえる考え方もありますが、武将にとって兜や甲冑は、身を護る大事な装備。五月人形の兜や甲冑には、「わが子を守ってくれるように」という願いが込められているのです。
また、男の子の成長を祝って飾られる鯉のぼりには、『健やかな成長と立身出世を願う意味』が込められています。
大空を悠々と泳ぐ鯉のぼりのように、大きく元気に育ってほしいという願いが込められているのでしょう。
また、鯉は沼や池といった清流以外の場所でも生きられる丈夫な魚です。
そのような鯉の性質から、難関を鯉のように突破してほしい・逆境でも頑張り抜ける強い人に成長してほしい、という願いも込められています。
世界中の子供たちが、健やかに幸せに成長していけますように。