musubi style通信
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2018/09/22
第四十六候 秋分 雷乃声を収む(かみなりのこえをおさむ)旬の野菜「松茸(まつたけ)を水引で作りました。
みなさまこんにちは。musubi styleです。一日のうち、昼と夜の長さがぴったり同じになるのが春分と秋分です。これからしだいに日が短くなり、秋が深まっていきます。ところで、お彼岸というのは、もともと仏教の言葉で、先祖供養の日とされています。また、秋分は古くから農事としての意味合いもあります。豊作を祝い、感謝を捧げ、田の神様を祀る儀式もこれからあちこちで行われていきます。
さて、新暦の9月22日~27日ころを、七十二候では、「秋分 雷乃声を収む(かみなりのこえをおさむ)」といいます。夕立に伴う雷が鳴らなくなるころ。入道雲から鰯雲へ。秋の空が晴れ渡ります。
野菜売場にはそろそろ松茸が並ぶ季節です。香りのよさが万葉集にも歌われるほど、古くから愛されてきた松茸ですが、このところすっかり高嶺の花となってしまいました。旬は9月半ば~11月初め。松茸ご飯にするときは、香りが飛ばないように、炊きあがる直前に入れるのか美味しくいただくコツです。
◆旬の野菜「松茸(まつたけ)」を水引で作りました。
まあるく傘のように丸めて結んだ松茸です。これからの季節、テーブルコーディネートに加えてもステキだと思います。水引結びで季節の移ろいを楽しむのもいいものですね。
2018/09/19
第四十五候 白露 玄鳥去る(つばめさる)旬の野菜「南瓜(かぼちゃ)」を水引で作りました。
みなさまこんにちは。musubi styleです。
春先に飛来したつばめは、子育てをしながら日本で夏を過ごし、秋になると暖かい南の地域へと帰っていきます。越冬先の東南アジアやオーストラリアまでは数千㎞。一日3百㎞以上飛ぶこともあるそうです。そんなつばめが南に帰るころ、新暦では9月17日~9月21日ころのことを白露 玄鳥去る(つばめさる)といいます。春先に訪れた渡り鳥ともしばしのお別れです。
ところで、この時期の旬の野菜といえば「南瓜(かぼちゃ)」ですね。甘味があってホクホクしたの食感のかぼちゃはおかずにもお菓子にも使えて、このところ女性にも大人気です。かぼちゃには冷えを改善するビタミンEや免疫力を高めるベータカロチンが多く含まれており、季節の変わり目のこの時期にはぴったりのお野菜です。
◆水引で結ぶ旬の野菜「南瓜(かぼちゃ)」
というわけで、今回はこの時期とてもおいしい旬の野菜「南瓜(かぼちゃ)」を水引で結びました。オレンジとグリーンのコントラストも素敵で、コロンとしたかわいいかたちに仕上がりました。これからのハロウィンシーズンに向けて、お部屋のインテリアとしても大活躍します。
2018/09/16
水引でウェディング。ブーケのテーマは「花てまり」
みなさまこんにちは。msubi styleです。今回のウェディングのお手伝いでは、ご新婦からブーケのご依頼もいただきました。
ご新婦からもパーツをお送りいただき、こちらの方でも集めた花材を利用してまずベースをつくり、水引結びを組み合わせて制作いたしました。
テーマは「花てまり」です。「まるくおさまる」「まんまる子供が育つ」という願いを込めて、可憐な小花を水引でアレンジしています。バラの周りには縁起の良い梅結びをあしらいました。
そして上品な香りがすてきなTea Roseのアロマの香りを添えて完成です。ご新婦様のお幸せをお祈りしながら、一本一本心を込めて結ばせていただきました。
2018/09/16
水引でウェディング。席次表には「梅結び」
みなさまこんにちは。musubi styleです。
結婚披露宴にご招待されたとき、新郎新婦のお幸せなお姿を拝見できることはもちろん、美味しいお食事をいただけるのも何よりの幸せな時間になると思います。
おふたりが今回選ばれた席次表は、後々も使える「扇子」にゲストのお名前が刻印された気の利いたもの。この素敵な席次表に添える水引としては、やはり「梅結び」がぴったりです。
「固く結ばれてほどけない」という意味を持つ「梅結び」はおめでたいシーンをより華やかに演出します。ご新郎とご新婦それぞれのお客さま用に多彩な配色で結びましたので、テーブルもきっと華やぐと思います。
この梅結びも扇子同様、ご家庭に持ち帰って、ナプキンリングやチャームとしてお使いいただけることをイメージして作りました。
2018/09/16
水引でウェディング。くす玉をイメージした額飾り。
みなさまこんにちは。musubi styleです。7月中旬から取り組んでまいりました「ウェディング」のお手伝い。本日9月16日にめでたく結婚ご披露宴を挙げる運びとなりました。おめでとうございます。おふたりの末永いお幸せを心からお祈り申し上げます。
ところで、おふたりからご依頼いただきました婚姻届受理証明書の額は、くす玉をイメージした水引細工で飾らせていただきました。くす玉は「薬玉」と書き、香草や薬草を詰めた玉で、延命長寿、無病息災の願いが込められています。
また、滞りなく丸く収まるという意から、婚礼にも好んで使われる縁起のいいモチーフで「久寿玉」「福玉」とも呼ばれています。先日ご紹介させていただいた鶴と亀のイメージと合わせて、おめでたい紅白の水引で仕上げました。