musubi style通信
- 2024-05(1)
- 2024-04(3)
- 2024-03(1)
- 2024-01(1)
- 2023-12(4)
- 2023-11(1)
- 2023-07(4)
- 2023-03(2)
- 2023-02(1)
- 2023-01(3)
- 2022-12(4)
- 2022-10(1)
- 2022-08(1)
- 2022-07(1)
- 2022-06(3)
- 2022-02(4)
- 2022-01(1)
- 2021-12(2)
- 2021-09(1)
- 2021-07(1)
- 2021-06(3)
- 2021-05(1)
- 2021-04(4)
- 2021-03(4)
- 2021-02(3)
- 2021-01(5)
- 2020-10(2)
- 2020-09(3)
- 2020-07(2)
- 2020-05(1)
- 2020-04(4)
- 2020-03(3)
- 2020-02(1)
- 2020-01(2)
- 2019-12(1)
- 2019-11(1)
- 2019-10(1)
- 2019-09(4)
- 2019-07(3)
- 2019-06(1)
- 2019-04(1)
- 2018-12(1)
- 2018-09(8)
- 2018-08(1)
- 2018-07(5)
- 2018-06(1)
- 2018-05(2)
- 2018-04(2)
- 2018-03(1)
- 2018-02(6)
- 2018-01(5)
2018/01/09
水引の由来について
水引は、和紙の紙縒り(こより)に水糊を引いて固めたことから
こう呼ばれ、小野妹子が遣隋使として隋から持ち帰った献上品に
紅白に染め分けられた麻ひもが結ばれていたことから
日本でも贈答品に赤白の紐が結ばれるようになり、
赤白の水引へと発展していきました。
■水引の歴史
人生の節目や季節の折々、冠婚葬祭などの改まったとき、
私たち日本人は、贈答品に熨斗(のし)をつけて水引をかけます。
この風習が盛んになったのは、日本独自の文化が隆盛し、
礼儀作法が確立された室町から江戸の時代と言われています。
■結びの持つ意味
「結び」には、古来より人々の願いや思い、祈りが込められてきました。
感謝の気持ちを形にした感謝結び、秘めた思いを伝える思い結び、
仏前に供える祈りの結び、神前に奉納する願いの結びなど。
結びはコミュニケーションの手段、手法として人々の生活の中で活かされ、
時代の中で新しい形を生み出し、洗練された美しい形に高められてきました。
これからも日本人の美しい心の表現として、
また美しいコミュニケーション文化として受け継いでいきたいものです。
■水引と色
現在では様々な色の水引が使われていますが、
水引には形だけでなく色にも意味がありました。
白には神聖で汚れのないという意味があり、赤は魔除けの色です。
お祝い事には“魔”が来ないようにという願いを込めて白と組み合わせて使います。
弔事では黒と白を組み合わせますが、黒は黄泉の国の色、白は死者の魂を表しています。
これらの色の意味は、古代中国の陰陽五行を象徴したものですが、
最近では水引に使われる色は数百種類もあり、好みで色々楽しめるようになりました。