musubi style通信
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2018/04/22
端午の節句は、水引飾りの鎧兜(よろいかぶと)でお祝い。
5月5日は「端午の節句。
男の子の健康と成長を願う大切な日ですね
端午の節句に飾る鎧兜には、
鎧兜が、”戦場で武士が身を守るためにたいせつなもの”
ということから、「病気や災害から守って、無事に成長
してくれますように」という願いが込められています。
毎年この時期になると、みんなで鯉のぼりを創ったり
鎧兜を創ったりして、季節の行事を楽しんでいますが、
今年の「鎧兜」は、お雛様と同じ立体水引で
チャレンジしてみました。
色違いで創ってみると、全く違う表情の鎧兜が完成!
兜中央には「梅結び」のあしらい。
梅の花は春に先駆けて咲く花として知られており
運気を良くしてくれる花といわれています。
そのため古くからお祝いの席で使われてきました。
そんな縁起の良い梅の花をあしらった
水引飾りの鎧兜は、端午の節句のプレゼント
にしても喜ばれると思います。
勝負につながるという菖蒲の花も水引で創ってみました。
アクセントになって素敵です。
ところで、端午の節句は、
元々は、奈良時代のころに中国から伝わり
当初は宮中での厄払いの儀式だったようです。
そして鎌倉~室町の武家社会になると
厄除けに使われていた菖蒲が
「尚武(武を尊ぶ)という意味」
つまり勝負につながるとして、
男の子の無事と成長を願う大切な日になりました。
その後、江戸時代にはいると、端午の節句は、
幕府によって、最も大切な5節句のひとつに選ばれ、
1948年には国民の祝日に関する法律によって
5月5日が「こどもの日」として
国民の祝日になりました。
さぁみなさんも、今年の端午の節句に向けて
水引飾りで鎧兜を創ってみませんか。