musubi style通信
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2018/09/11
第四十三候 白露 草露白し(くさのつゆしろし)旬のさかな「秋刀魚」を水引で作りました。
みなさまこんにちは。musubi styleです。
ようやく残暑が引いて、秋めいてまいりました。早朝、野山を歩くと木々の葉や草花に小さな露が降りていることに気づきます。このように。大気が冷えてきて露を結ぶころのことを「白露」と呼び。新暦の9月7日~11日ころのことを「白露 草露白し(くさのつゆしろし)」と言います。草に降りた露が白く光って見えるころ。朝夕の涼しさが、くっきり際立ってきます。
9月9日は重陽の節句。菊の節句で、長寿を祈る日です。平安の時代、宮中では菊を飾って鑑賞したり、盃に菊の花びらを浮かべて酒を飲んだり、詩歌を詠みあったりと優雅に過ごしたと言います。
さて、この時期の旬のさかなといえば「秋刀魚(さんま)」ですね。今年は豊漁のようですから、食卓に上る回数も多くなるのではないでしょうか。お刺身や煮つけ、干物も美味しいですが、やはり塩焼きがいちばん。焼き立てのじゅうじゅういっているところにすだちや醤油を垂らして、大根おろしといただくと最高のごちそうです。
◆水引で結ぶ「秋刀魚(さんま)」
というわけで、七十二候を楽しむ旬の野菜や果物、お魚を水引で結ぶシリーズの第二回目は「秋刀魚」です。連続淡路結びで仕上げました。水引で結ぶと秋刀魚も意外とかわいくなりますね。