musubi style通信
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2018/12/29
「根曳きの松」のお正月飾り
みなさまこんにちは。musubi styleです。今年も残すところあと3日になりました。今年もたくさんの方にお世話になり、またmusubi styleのホームページにもたくさんの方に訪れていただき、本当にありがとうございました。10月ころから、新しいプロジェクトのお仕事に参加することになり、すっかり更新が途絶えておりました。こちらのお仕事の内容に関しましては、また時期が来ましたらご報告させていただきます。来年は、更新頻度も上げてまいりたいと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
ところでみなさまのお宅では、お正月準備はおすみでしょうか。百貨店やオフィスビルの入り口には惚れ惚れするような立派な門松が飾られていて、お正月気分を盛り上げてくれています。正月飾りに門松を立てるのは全国的に行われている風習ですが、京都の旧家や社寺などで昔から行われている松飾りは「根曳きの松」と呼ばれており、根のついたままの松を飾ります。
枝の中ほどに和紙を巻いて水引を掛けたものもあり、同じような松を飾っていてもそれぞれのお家や寺院によって個性があり、とてもステキに見えます。根曳きのを門口に飾るのは年神さまをお迎えする依代(神が寄り付く場所)としての意味があります。目印として飾られるものとされ、切り枝でなく根がついているのは、根が着きますようにということと、成長を続けるという意味が込められているようです。また長寿を祝う気持ちが込められています。
水引でもご覧のような、「根曳きの松」のお正月飾りをつくることができます。今回制作したのは全長100㎝あるので、お部屋のインテリアとしても存在感があります。中央の飾りは、目出度い「鶴」モチーフで仕上げました。
今年も一年本当にありがとうございました。素敵な年末年始をお過ごしくださいませ。2019年もmusubi styleをどうぞよろしくお願いいたします。
musubi style
和田 典子