musubi style通信

2019/09/11

水引で結ぶウェディング。鶴と亀。

鶴亀4.JPG

みなさまこんにちは。musubi styleです。

これからの季節は、秋のウェディングシーズンですね。一生に一度きりの大切なセレモニーだからこそ、思い出に残る心のこもったウェディングアイテムにこだわりたい。そんなおふたりのために、musubi styleでは、さまざまなご要望にお応えしています。

最近では、結納の儀式を簡略化される方が多くなりました。一方でご両家のお顔合わせの際に、婚約指輪をお渡しするというカップルが増えているようです。

先日は、婚約指輪を演出する鶴と亀の水引モチーフをご依頼いただきました。

鶴亀1.JPG

結納7.JPG

結納5.JPG

結婚式といえば「鶴と亀」。おめでたいセレモニーには欠かせない縁起物として様々な場面に取り入れられて珍重されています。

亀の子結びという技法で結んだ鶴と亀は、古来より「鶴は千年」と言われ、長寿を象徴する吉祥の鳥として、また夫婦仲が大変よく、一生連れ添うことから「夫婦鶴」と言われ、「仲良きことの象徴」の鳥とされてきました。また、鳴き声が共鳴して遠方まで届くことから「天に届く=天上界に通ずる鳥」と言われる等、民衆の間にめでたい鳥として尊ばれてきました。 

一方、古来より中国で大変めでたい動物とされてきた「亀」は、日本においても「亀は万年」と言われるように、鶴とともに「長寿を象徴する吉祥の動物」とされ、めでたい生き物として尊ばれています。また、甲羅の模様の六角形は、吉祥を表す図形と言われています。

水引には古来より、「縁や幸せを結び留めておく」という意味があります。msubi styleでは、おふたりのすてきなウェディングを一本一本心を込めた手作りでお祝いさせていただきます。