musubi style通信

2020/04/27

水引で結んだ、ミニチュア兜(かぶと)。

水引で結んだ、ミニチュア兜(かぶと)。

みなさまこんにちは。musubi style です。

5月5日は「端午の節句。男の子の健康と成長を願う大切な日ですね。 

端午の節句に飾る鎧兜には、鎧兜が、”戦場で武士が身を守るためにたいせつなもの”ということから、「病気や災害から守って、無事に成長してくれますように」という願いが込められています。 

さて今年の端午の節句、musubi style ではミニチュア「鎧兜」にチャレンジしてみました。(約8㎝×8㎝)

水引で結んだ、ミニチュア兜(かぶと)。

 ご覧のように、松結びと梅結びを組合わせて表情の違う3種類が完成!梅の花は春に先駆けて咲く花として知られており、運気を良くしてくれる花といわれています。そのため古くからお祝いの席で使われてきました。そんな縁起の良い梅の花をあしらった水引飾りの鎧兜は、端午の節句のプレゼントにしても喜ばれると思います。

 

また額に入れてインテリアとして飾ってもかわいいですし、贈り物をするときのモチーフにしても喜ばれると思います。

かぶと2.jpg

   

 ところで、端午の節句は、元々は、奈良時代のころに中国から伝わり当初は宮中での厄払いの儀式だったようです。そして鎌倉~室町の武家社会になると厄除けに使われていた菖蒲が「尚武(武を尊ぶ)という意味」つまり勝負につながるとして、男の子の無事と成長を願う大切な日になりました。 

その後、江戸時代にはいると、端午の節句は、幕府によって、最も大切な5節句のひとつに選ばれ、1948年には国民の祝日に関する法律によって5月5日が「こどもの日」として国民の祝日になりました。 

さぁみなさんも、今年の端午の節句に向けて水引飾りで鎧兜を創ってみませんか。