musubi style通信
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2021/01/14
水引でつくった「根曳きの松」でお正月飾り。
みなさまこんにちは。musubi styleです。
正月飾りに門松を立てるのは全国的に行われている風習ですが、京都の旧家や社寺などで昔から行われている松飾りは「根曳きの松」と呼ばれており、根のついたままの松を飾ります。
枝の中ほどに和紙を巻いて水引を掛けたものもあり、同じような松を飾っていてもそれぞれのお家や寺院によって個性があり、とてもステキに見えます。根曳きのを門口に飾るのは年神さまをお迎えする依代(神が寄り付く場所)としての意味があります。目印として飾られるものとされ、切り枝でなく根がついているのは、根が着きますようにということと、成長を続けるという意味が込められているようです。また長寿を祝う気持ちが込められています。
水引でもご覧のような、「根曳きの松」のお正月飾りをつくることができます。お部屋のインテリアとしても存在感があります。中央の飾りは、目出度い「鶴」や「梅結び」モチーフで仕上げました。