musubi style通信

2018/09/11

第四十二候 処暑 禾乃登る(こくものみのる) 旬の野菜「茄子」を水引で作りました。

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みなさんこんにちは。musubi styleです。

 

暑さが少しやわらぐ今頃のことを「処暑」と言います。暑さが止む、という意味の言葉ですが、朝の風や夜の虫の声に秋の気配を感じだす季節になってきました。

さて、新暦の9月2日~6日ころのことを、七十二候では「処暑 末候 禾乃登る(こくものみのる)」と言います。

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禾(のぎ)とは、稲などの穂先に生えている毛のことです。稲穂には米の粒がこぼれるように実り、日に日に熟していきます。「禾」の字は、もともと穂を垂らした稲の姿を描いた象徴文字だったそうで、田に稲が実り、穂をたらすころのことを「禾乃登る(こくものみのる)という言葉に込めたのだと思います。

 

この時期の旬の魚といえば「鰯」。日本の食生活には欠かせない大衆魚ですが、近頃は健康に良いということから缶詰も大人気だそうです。そして旬のやさいは「茄子」ですね。「夏の実」から「奈須比」、転じて「茄子」となったとか。茄子は「成す」に通じることから縁起がいい食べものとされ「一富士、二鷹、三茄子(なすび)」とお正月の初夢でも有名ですね。

 

◆水引で結ぶ「茄子(なす)」

というわけで、七十二候を楽しむ旬の野菜や果物、お魚などを水引で結んでいきたいと思います。第1回目の今日は、私も大好きな野菜のひとつ「茄子」を結んでみました。みなさんもご一緒にいかがですか?

 

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2018/08/21

水引ブーケのパーツから生まれたミニブーケです。

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9月16日に結婚ご披露宴を挙げられるおふたりの水引ウェディングの準備も、佳境に入ってきました。花嫁からご依頼いただいた水引ブーケも、試行錯誤を繰り返しながらですが、完成に近づいてきています。出来上がりましたら、この場でみなさまにも公開させていただきますので、楽しみにしていてくださいね。

ところで、今日ご紹介させていただくのは、水引ブーケを彩るパーツを組み合わせて生まれたミニブーケです。決して意図して作ったわけではなく、水引結びのパーツをいろいろ組み合わせてみていると、自分でもウットリするようなかわいいブーケが誕生しました。和装時のヘアを彩るかんざしとしても素敵です。

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ちょっと自画自賛になってしまいましたが、日本の伝統工芸の水引も、アレンジ次第ではいろいろな可能性を見せてくれます。そんな新しい水引の世界をこれからもどんどん形にしていきたいと思います。

 

2018/07/31

水引でウェディング。お届けパッケージ。

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今回の水引ウェディング。

遠方にお住いのカップルなので

第一弾の鶴と亀、新郎新婦は

桐の箱にお入れして

お送りさせていただきました。

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水引はもともと、

遣隋使の小野妹子が帰朝した際、

隋からの答礼品が携えてきた贈り物に

紅白の麻ひもが結ばれていたことに

さかのぼります。

そんな、飛鳥時代の贈り物を

イメージしながら、

パッケージにも水引飾りを

心を込めて結ばせていただきました。

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2018/07/31

水引でウェディング。紋付き袴の新郎と白無垢の新婦。

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今回の水引ウェディング。

おふたりから特にリクエストが

あったのが、

紋付き袴の新郎と白無垢の新婦

を水引で表現してほしいという

アイデアでした。

新郎新婦を水引で結ぶというのは

初めてのこと。

何度も試行錯誤を繰り返しながら

ようやく完成しました。

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今回の作品は、縁起がいいと言われている

「あわじ結び」を基本に

仕上げました。そして

髪飾りや家紋には、固く結ばれて

ほどけないという意味を持つ

「梅結び」を。

顔には長生きの意味を持つ

「亀結び」を。

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そして新郎新婦の背には

願い事が叶うことを祈って

「叶結び」で仕上げています。

「叶結び」は、

結びの表が「口」の字、

裏が「十」の字に見えることから

開運のモチーフと言われています。

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一番苦労したのが、

新婦の綿帽子とその表情でした。

何度も何度も作り直して

ようやく満足のいく

作品に仕上がりました。

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前撮りに間に合うようにとの

リクエストもあり、

先日お送りさせていただいた

新郎新婦と鶴と亀。

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おふたりにはとても喜んで

いただきました。

心からおめでとうございます。

2018/07/31

水引でウェディング。鶴と亀。

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9月にご結婚披露宴を

予定されているカップルの方から

「水引」をコンセプトにした

披露宴を手伝ってほしいという

ご相談をいただきました。

ウエルカムスペースの演出や

席次表のアレンジ、

新婦のブーケ制作などです。

 

結婚式といえば「鶴と亀」。

おめでたいセレモニーには

欠かせない縁起物として

様々な場面に取り入れられて

珍重されています。

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亀の子結びという技法で結んだ

鶴と亀は、

神聖なるけがれのない「白」と

魔除けの意味を持つ「赤」の 

コントラストがお祝いムードを

盛り上げます。

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古来より「鶴は千年」と言われ

長寿を象徴する吉祥の鳥として、

また夫婦仲が大変よく、

一生を連れ添うことから、

「夫婦鶴」と言われて、

「仲良きことの象徴」の鳥 と

されてきました。

また鳴き声が共鳴して遠方まで

届くことから、「天に届く=

天井界に通ずる鳥」と言われる

など民衆の間に、めでたい鳥

として尊ばれてきました。

 

一方、古来より中国で

大変目でたい動物とされてきた

「亀」は、

日本においても「亀は万年」と

言われるように、鶴とともに

「長寿を象徴する吉祥の動物」

とされ、目でたい生き物として

尊ばれています。

また、甲羅の紋様の六角形は

吉祥を表す図形といわれています。 

 

おふたりのしあわせを心から願い

1本1本丁寧に結びました。

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