musubi style通信

2020/07/09

連続あわじ結びでつくる、紫陽花(あじさい)。

連続あわじ結びでつくる、紫陽花(あじさい)。

 

みなさまこんにちは、musubi styleです。

 

 連続あわじ結びでつくる、紫陽花(あじさい)。

 

各地で大きな水害の被害が出ていますが、被災地のみなさまに心からお見舞い申し上げます。  

毎日続く雨の中、色とりどりの紫陽花の花には癒されますね。 

紫陽花は日本が原産国で、50種類以上の品種があるそうです。

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 また、紫陽花には多くの花言葉があります。 

紫陽花全体の花言葉は、「移り気」や「浮気」「無常」です。この花言葉は、紫陽花の花の色が時期によって変化することから付けられたと言われています。  

そして紫陽花の色ごとの花言葉は、「青=辛抱強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」です。また、日本人にはあじさいに「仲良し」や「家族団らん」のイメージを抱いている方が多いようです。 

 

雨が降り続くこの時期、連続あわじで結んだ紫陽花で癒されてみてはいかがですか。

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2020/07/09

七夕 水引で梶の葉を結びました。

七夕 水引で梶の葉を結びました。

 

みなさまこんにちは、musubi styleです。

 

 七夕 水引で梶の葉を結びました。

 

77日は七夕でしたね。みなさんはどんなことを願われましたか。 

かつて平安時代の日本では、七夕の夜に願い(思い)を梶の葉に書き記したそうです。 

梶の葉は神前の供物を供えるための器としても用いられていたそうで、今では諏訪神社の神紋として定着しています。

 

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11世紀末の平安時代に成立した「後拾遺和歌集」(ごしゅういわかしゅう)には、七夕と梶の葉に関する次のような和歌が収められています。 

「あまのがは とわたるふねの かぢのはに おもふことをも かきつくるかな<上総乳母(かずさのうば)

 

この和歌では、天の川の瀬戸を渡る船の梶と、梶の葉が掛けられています。梶の葉に墨で和歌などを書く習慣は古くからあったようですね。 

「おもふことをも かきつくる」が指す具体的な内容は不明ですが、思いや願い、特に恋に関する思いや願いを和歌にしたためていた可能性があります。 

 

つまり、七夕に願い事をする習慣の原型はすでに平安時代に存在していたとも言えます。 

また、七夕の願い事に梶の葉が用いられる理由としては、天の川を渡る船の梶となって星に願いが届くという言葉遊び的な要素もあるとされています。

 

 

 

2020/05/09

魔除けのお守り「イーブルアイ」を水引でつくりました。

魔除けのお守り「イーブルアイ」を水引でつくりました。

みなさまこんにちは。musubi styleです。

おうち生活が続く毎日ですが、楽しんでいらっしゃいますか。

水引は無心になることができるので、ストレス解消にもおすすめです。ぜひトライしてみてくださいね。

ところで、「イーブルアイ」という魔除けのお守りをご存知でしょうか。

イーブルアイ.jpg(eure-ex.comより転用)

イーブルアイは、中東などで信仰されている魔除けの目のことなんです。青い目玉のようなデザインでガラス玉やビーズが定番になっています。

ギリシャが発祥と言われており、2000年以上も前に、古代ギリシアのガレー船(人力でオールを漕いで進む軍艦)の船主に取り付けられていたのが後になって発見されたそうです。当時は、航海の安全を祈って取り付けられたものでしたが、時代と共に変化し、他者の嫉妬や妬みの視線から人々を守るお守りとして身につけられるようになりました。

ギリシャでは、玄関に飾られたり、室内装飾にも用いられますが、手軽なキーホルダーやアクセサリーとしても身につけられています。

一日も早い新型コロナウイルスの終息を願って、私も早速水引でつくってみました。

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古代から伝わる水引にはいくつもの結び方があり、一つ一つに思いが込められています。

幸せを結ぶ日本の水引で、ぜひ平和な日常を取り戻したいものです。

 

2020/04/28

水引で結んだ鯉のぼり。

水引で結んだ鯉のぼり。

みなさまこんにちは。musubi styleです。

5月5日は端午の節句。鯉のぼりの風習は、江戸時代にさかのぼります。滝をのぼって龍になるという鯉の滝登りの逸話にちなんで、男の子の立身出世を願う武士の家々で鯉のぼりを掲げたそうです。

最近では、あまり見かけなくなりましたが、川などにロープを張り、たくさんの鯉のぼりを風に泳がせる祭が全国的に見られますね。

こちらの鯉のぼりと菖蒲は、ずっと以前のレッスンで教わったものです。端午の節句を前にリビングに飾って楽しんでいます。

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2020/04/27

水引で結んだ、ミニチュア兜(かぶと)。

水引で結んだ、ミニチュア兜(かぶと)。

みなさまこんにちは。musubi style です。

5月5日は「端午の節句。男の子の健康と成長を願う大切な日ですね。 

端午の節句に飾る鎧兜には、鎧兜が、”戦場で武士が身を守るためにたいせつなもの”ということから、「病気や災害から守って、無事に成長してくれますように」という願いが込められています。 

さて今年の端午の節句、musubi style ではミニチュア「鎧兜」にチャレンジしてみました。(約8㎝×8㎝)

水引で結んだ、ミニチュア兜(かぶと)。

 ご覧のように、松結びと梅結びを組合わせて表情の違う3種類が完成!梅の花は春に先駆けて咲く花として知られており、運気を良くしてくれる花といわれています。そのため古くからお祝いの席で使われてきました。そんな縁起の良い梅の花をあしらった水引飾りの鎧兜は、端午の節句のプレゼントにしても喜ばれると思います。

 

また額に入れてインテリアとして飾ってもかわいいですし、贈り物をするときのモチーフにしても喜ばれると思います。

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 ところで、端午の節句は、元々は、奈良時代のころに中国から伝わり当初は宮中での厄払いの儀式だったようです。そして鎌倉~室町の武家社会になると厄除けに使われていた菖蒲が「尚武(武を尊ぶ)という意味」つまり勝負につながるとして、男の子の無事と成長を願う大切な日になりました。 

その後、江戸時代にはいると、端午の節句は、幕府によって、最も大切な5節句のひとつに選ばれ、1948年には国民の祝日に関する法律によって5月5日が「こどもの日」として国民の祝日になりました。 

さぁみなさんも、今年の端午の節句に向けて水引飾りで鎧兜を創ってみませんか。